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水のコラム

トイレの詰まりが起こったときにやるべきこと

2021年01月25日 トイレのトラブル

おおいた水道職人3

 



トイレの詰まりはよく起こるトラブル


トイレが詰まって困ったという経験は一度はあるでしょう。

水回りというのはトイレだけでなく洗面所や浴室にも言えることですが、必然的に何かを流すことになります。

トイレであればトイレットペーパーを流しますから、そこで詰まる確率が発生してきます。

トイレットペーパーは詰まりにくいと言われていますが、その確率はゼロではありません。

 

詰まりは排水口で発生しているケースもあれば、奥の排水路まで進行していることもあります。

詰まりが浅ければ浅いほど解消が楽なのは間違いありません。

 


トイレットペーパー以外は流さない


トイレットペーパーを切らしてしまったからと、ティッシュペーパーで代用する方が稀にいます。

同じ紙だから大丈夫と思うかもしれませんが、両者の性質は大きく異なります。

トイレットペーパーは水を含むことで繊維がほぐれますが、ティッシュペーパーはほぐれません。

 

そのためトイレの詰まりを引き起こす確率が非常に高いのです。

トイレに流せるシート関係も、大量に流すと詰まります。

流せると記載されていても、いくら流してもよいわけではありません。

 


簡易的にできる詰まり対策


重曹やクエン酸を便器に投入することで、詰まりが解消する場合があります。

詰まりが軽度だと考えられるなら、ぬるま湯を投入するのもありでしょう。

熱湯のほうが効果的ではありますが、陶器を傷める可能性があるので避けてください。

トイレットペーパーが詰まった場合ですと、何もせずに30分ほど放置しておけば、普通に流れるようになることが多いです。

 

キッチンや洗面所などの詰まり解消の際はパイプ洗浄剤を活用することが多いですが、これはトイレ用ではないので注意してください。

また水道業者が使用している薬品は業務用であり、一般家庭用としては出回っていません。

業務用は高い効果を発揮する反面、危険度が高いため一般販売されていないのです。

 


詰まりを予防するために大切なこと


トイレはもともと詰まりやすい性質がありますが、こまめに水を流しておけば詰まりを予防できます。

水道代を節約する目的で、数回の使用をしてからはじめて水を流すという使い方をすると、詰まりを招く原因になります。

また水を節約して少量ずつ流すのも詰まる原因になることがあるので、水は多めに使用したほうがいいのです。

 

ただし最新のトイレに関しては、水流を上手に活用することで少量の水でも効率よく流せるように設計されています。

あとはトイレットペーパーを大量に流さないことです。

使用量が大量になると予測される場合は、何度かに分けて流すようにします。

冬場は水が冷たいので、特にトイレの詰まりが発生しやすい傾向があります。

詰まらせないためにも、こまめに流す習慣を身につけてください。

 


ラバーカップで詰まりを解消する


ラバーカップとは吸引用のカップのことで、よくコンビニやスーパーのトイレなどに設置されています。

スッポンとも呼ばれるアイテムで、それほど詰まりがひどくなければ家庭用ラバーカップだけで解決できるケースが少なくありません。

ラバーカップには複数の種類があり、たとえば和式用と洋式用があります。

 

またトイレの形状によって最適なタイプは異なりますから、よく確認してから購入するようにしてください。

ラバーカップを使用する場合は、事前に新聞紙などで養生をしておきましょう。

ちょっとしたコツがいりますから、はじめての方だと汚水を飛散させてしまう可能性があります。

 


真空式パイプクリーナーを使用したい場合


ラバーカップだけで解決できない場合は、真空式パイプクリーナーを使用する方法があります。

ラバーカップを超える吸引力があるので、固形物を落としてしまって引き出したいときに便利です。

便器内に固形物を意図的に流す状況はないでしょうが、子どもがいたずらをして流すケースは意外と多く認められています。

プラスチックのおもちゃなどは、よく排水口や排水路を詰まらせます。

 

汚れによって排水路が狭くなっていると、引っかかる確率が高くなるので注意してください。

定期的に水道業者の高圧洗浄を受けておけば、詰まりにくい状態を維持できるはずです。

 


トイレなどの水回りの設備は消耗品です


水回りは経年劣化の影響を受けやすい性質があります。

トイレは永久的に使い続けられると思うかもしれませんが、概ね15年くらいで寿命がやってきます。

使い方によっては10年で故障することもあれば、20年くらいもつこともあるので、いつ故障するかは正確な予測ができません。

 

トイレの詰まりの原因には設備や部品の破損もあり、こうした場合は修理や部品交換が必要になりますので、必ず水道業者に依頼してください。

ご自身で分解作業を行われる人がいますが、故障を招く原因になりかねません。

詰まりは放置せず、早めにプロにまかせるのが費用を抑えるコツです。

 

おおいた水道職人では、大分市、別府市、中津市、日田市などで水トラブル全般の修理を行っています。

トイレ詰まりの解決実績が豊富にあり、スピーディーな対応、リーズナブルな料金が強みです。

水回りのお悩みはおおいた水道職人におまかせください。



監修者

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主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。

大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」

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