便器の中にメガネを落とした場合の対処法は？修理費用相場も公開

便器の中に大切なものを落とし、焦った経験はありませんか？落とした物の安否が気になりがちですが、もう一つ忘れてはいけないのはトイレの詰まりトラブルです。トイレにメガネを落とした場合の対処法や、プロにお任せした方が良いケースについて解説します。

メガネを落としたらまずは落ち着いて対処しよう

目元にかけているメガネが、便器に落ちることはまずないでしょう。しかし水回りの修理業者のもとには、「トイレにメガネが詰まってしまった！」という相談も寄せられています。

特に注意したいのは、メガネを外しているタイミングです。

・胸ポケットの中に入れていたメガネが、ふとした拍子に落ちた

・トイレ内で外したメガネを棚に置いていたら、立ち上がった際にぶつかって落ちた

このような状況では、特に注意が必要です。

長細い形をしているメガネは、トイレの排水溝にうまくはまりこんでしまうケースも少なくありません。メガネ自体が複雑な形をしているため、排水溝内で引っかかって詰まりの原因になりがちです。メガネを落としたときには、まず落ち着いて対処しましょう。

大切なメガネが便器の中に落ちたら、ショックを受けるかもしれませんが、きれいにクリーニングすれば大丈夫です。それよりも大切なのは、焦って水を流さないこと。「メガネは大きいから排水口に引っかかり、汚物だけを洗い流してくれるのでは？」と考えるのは間違いです。メガネごと排水口の奥へと吸い込まれてしまえば、さらに面倒な事態になってしまいます。

また近年増えているのは、「落としたことに気付いてはいたが、拾い上げる前に自動洗浄機能によって流されてしまった！」というケースです。自動洗浄は便利ですが、なんでも容赦なく流してしまうという特徴があります。メガネを落としたことに気付いたら、自動洗浄機能が働く前の対処を心掛けましょう。落とした時点で機能をオフできれば、落ち着いて対処しやすくなります。

こんな場合はプロにお任せ

メガネを便器内に落とし、さらに水を流してしまった場合、基本的には修理業者に対応を依頼するのがおすすめです。固形物をトイレに流してしまったときの対処は、素人には難しいもの。無理矢理取り出そうとしたり、ラバーカップを使用したりすると、さらにメガネを奥へと押し込んでしまう可能性があります。

流した際の状況を維持し、できるだけ早く業者に来てもらって対応するのが、もっとも被害が少なく済むでしょう。

以下のような場合は、セルフ対処も可能です。ぜひ検討してみてください。

・メガネの一部が便器の底から見えている

・便器の奥に手を突っ込んだ際に、手に触れる位置にメガネがある

排水口の近くにメガネがある場合、自分で取り出せる可能性もあります。便器やメガネを傷つけないよう注意しながら、優しく引っ張り出してみましょう。

ただし手に触れる位置にあっても、「何かに引っかかっていてなかなか取り出せない」というケースも少なくありません。この場合に、無理は禁物です。業者に依頼した上で、状況を伝えてください。対処法を考えてもらえます。

修理業者に依頼した場合の費用の目安は？

修理業者に依頼する際に、不安を感じがちなのが費用についてです。水回りの修理にかかる費用は、一般の方にとってわかりにくいもの。「高額な修理費用を請求されたらどうしよう…」と思う方も多いはずです。

実際にそうしたトラブルも日本全国で発生していますので、相場感覚を身につけて、あまりにも高額な費用を請求してくる修理業者は利用しないよう注意しましょう。

トイレの排水口からメガネを取り出せる場合、修理費用の目安は8,000円～10,000円ほどです。基本料金のみで対応してもらえる修理業者も多いのではないでしょうか。メガネが取り出せない場合は、便器を取り外して作業することになります。便器の取り外しと再取り付けにはオプション費用が発生します。15,000円～25,000円程度が相場となりますので、排水口から取り出すケースと比較して、費用が高額になりがちです。

便器の取り外し作業が必要になるかどうかは、現場の状況を見てみないとわからないケースも多いもの。出張スタッフと状況を確認の上、必要な作業を見積もりしてもらいましょう。

夜間や早朝に作業を依頼した場合、相応のプラス料金が加算されます。「できるだけ修理費用を節約したい！」と思う場合には、依頼するタイミングにも注意しましょう。

現場で状況を調査してみなければ、費用の詳細がわかりにくいトイレ内のメガネの詰まり。だからこそ、無料見積もりを実施している修理業者を利用すると安心です。見積もりに費用がかからなければ、「まずは話を聞いてみて決める」という選択も可能となります。現場チェックの上で出された見積もり内容をもとに、複数の修理業者の比較検討もしやすくなるでしょう。こちらについても、落ち着いて対処するのがおすすめです。

おおいた水道職人は、メガネ詰まりにも対応します！

便器にメガネを落としてしまったら、まずは落ち着いて対処しましょう。対処法を間違えなければ、自分で取り出せる可能性もあります。

それでも駄目なときは、ぜひ遠慮なくおおいた水道職人にご連絡ください。別府市、中津市、佐伯市などで、スピーディーで安心・安全の対応を心掛けています。

関連記事:

トイレの詰まりが起こったときにやるべきこと

トイレの排水管からの水漏れを原因から対処法まで解説

手洗い管から水が出ない！自分でできる対処方法とは？

監修者

主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。