水のコラム
放置しておくのは危険！床の水漏れの原因と解決方法
床の水漏れの原因
ある日床が濡れているなと思っていたら、次第に水浸しになってしまうことがあります。これは床下の水漏れであり、排水管や蛇口からの漏水が原因であることが多いです。築年数が長くなると、排水管も劣化してしまいます。
接続部分が破損するほか、本体自体が腐敗することもあります。設備本体に何かしらの問題が生じると、そこから水が漏れて床へと流れ出てしまうのです。また排水管に何かしらの詰まりができている場合も、新たに流れてきたゴミにより逆流して床上へと溢れ出てしまいます。
一方蛇口においても同じく、劣化が進むとパッキン等が破損します。蛇口本体が使い物にならなくなるケースも少なくありません。内部のパーツが緩むとそこからポタポタと雫が漏れて、床へと流れます。蛇口を交換するなどの対応処置をしなければ、このトラブルは解決しないでしょう。
キッチンの場合はシンク下から漏れているケースもあります。洗濯機を置いている床であれば、洗濯機の蛇口や本体に問題があるかもしれません。いずれにせよ原因となる箇所を見つけることが何より重要です。
住人に及ぶ健康被害
床下から水漏れが生じると、フローリングも湿気を帯びてしまいます。フローリングのつなぎ目などに黒カビが発生する可能性も高く、ダニが繁殖することもあります。ダニはくしゃみや喘息、目の充血やアトピーの原因にもなるので注意しなければなりません。
さらに黒カビもアレルギー要因となり、さまざまな不調を引き起こします。カビが広がると臭いも充満して、頭痛や吐き気を引き起こす人も見られます。精神衛生上も良くないでしょう。
フローリングが濡れるだけにとどまらず、ダニは気が付くとソファーやベッドシーツにまで広がる恐れもあり厄介です。衛生面でもよくないので、甘く見てはいけません。
恐ろしい二次被害
フローリングに水たまりができていたときに、雑巾で拭けば解決すると安易に捉えてしまうと大変です。掃除すれば良いという問題ではなく、底に眠っている原因箇所を対処しなければ恐ろしい二次被害につながりかねません。
建物の老朽化が進むのは勿論のこと、いろいろな家財道具も腐るケースも見られます。家具やインテリア等にカビが発生して使い物にならなくなってしまうのです。ポタポタとしたたるのも積もれば大量です。当然ながら水道代もはね上がってくるでしょう。
さらにシロアリが発生するのも大変です。シロアリはどんどん増えて最終的に建物を食い尽くしてしまいますし、シロアリ駆除をするとなると費用もかかってきます。
最も恐ろしい二次被害は、漏電事故です。特にマンションでは隣や下の階の住人に迷惑をかけてしまい厄介です。漏電により火事になってしまうと、自宅だけでなく近隣宅にまで被害が及ぶこともあり得ます。
トラブルへの対応方法
床の水漏れは、原因によって対処方法は異なります。排水管が原因で問題が起きているならば、排水管の状態を調べなければなりません。軽度な破損であれば修理で済みますが、ひどいようならば本体自体を交換する必要が出てきます。こうした作業は自分で行うのは無理があるので、業者に連絡して処置してもらいましょう。
蛇口が原因の場合には、まず止水栓を閉めて蛇口本体を確認します。パッキンや接続部が緩んでいるのであれば、ナットで締め直したりパッキン交換をしたりすれば解決するケースも見られます。蛇口自体が寿命であれば、本体を入れ替えるしか仕方ありません。
さらにトラブルが長く続いていると、フローリングの張り替えをしなければカビが増殖してしまいます。張り替え工事という大事に至る前に、水漏れを解決することが望ましいでしょう。フローリングではなくコンクリート床で漏れが生じているときは、コーキングで対処する手もあります。状態がひどいなら塗装をし直すなど、対処しましょう。
被害が大きいときは、大家さんや管理会社に連絡を入れることも大切です。特にマンションなどの集合住宅では、近隣の人に迷惑をかける可能性も出てきます。近隣トラブルになる前に手を打つことが必要です。火災保険に入っているかどうかもこの際に確認しておきたいものです。
プロの業者に依頼するのが賢明
初めは大したことないと思っていた床の水漏れも、放置しておくと漏電等の恐ろしい事態になり得ます。そもそも原因が分からないケースも多いでしょう。素人目には判断できないケースも多いです。あれこれ悩むよりも、早い段階で水回りのプロに頼むのが賢明です。
おおいた水道職人では、大分市や別府市をはじめ豊後高田市や津久見市といった大分県全域で水回りのトラブルに対応します。トイレや台所の流し台の問題、そのほかお風呂場や洗面所など、さまざまな箇所のお悩み解決に全力を注ぎます。年中無休にて、迅速にスタッフが伺いますのでお気軽にお問い合わせください。毎日使う場所ですから、プロに頼んで早く直れば安心です。
監修者
主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人（大分水道職人）」
