トイレ修理にかかる時間はどれくらいなのか。何日も使えないなんてことあるの？

トイレは毎日使う場所だけにトラブルが起こったとしても早く直してほしいものです。

トイレを使えない時間が長いほど不便で、家族が多いならトイレを借りるにも大変な思いをすることでしょう。

そんなトイレのトラブルを修理する際にかかる時間について、トラブル例ごとに見ていきましょう。

トイレ修理にかかる時間はトラブルの内容や症状により異なる

トイレを修理するのにかかる時間は、一概に何分・何時間などとは言い切れないものがあり、トラブルの内容や症状により大きく異なるケースがほとんどです。

トイレのトラブルはトイレの数だけあるといっても良いほど多いため、代表的なトラブル例ごとの修理時間を確認していきます。

・ちょっとした詰まりや水漏れなら自分で修理できるケースも

トイレのトラブルで最も多いのは便器の詰まりです。

トイレットペーパーなどの水に溶ける紙類をたくさん流したり、水に溶けない紙を流したり、スマホやおもちゃ・アクセサリーなどの固形物を流したりと、詰まり1つとってもさまざまな種類があります。

水に溶けるものが原因で詰まった場合は、お湯や重曹・ラバーカップなどの利用で15分もあれば詰まりを解消できることが多いですが、水に溶けにくいもので自力での解消が難しい場合、業者を手配してからの修理となり数時間から半日以上かかることも珍しくありません。

また、何が原因で詰まっているのか分からないケースでは、さらに修理が難航すると思っていて良いでしょう。

原因が分からない故に、手を尽くせないそんな状態になれば1日以上トイレを使えないこともでてきます。

・固形物の詰まりは時間がかかる可能性あり

ピンやスマホ、その他のアクセサリーなど固形物を流して詰まらせた場合、便器から回収できればさほど時間はかかりません。

便器の中に手や針金などを入れて取り出せれば、数分程度で終わります。

しかし、便器の奥の方に流れて詰まっている場合は、ラバーカップなどの道具を使うとしても、業者に来てもらうとしても数時間から半日程度は見ておいて良いでしょう。

具体的に落とした固形物がわからない場合、修理時間が長引く可能性があります。

そのときは、丸1日トイレが使えなかったとしても対応できるように、近所でトイレを借りる手はずを整えておきましょう。

・タンク内のダイヤフラムやオーバーフロー管は業者に依頼する方が安全

トイレのトラブルには水漏れも多くあり、その原因がタンク内のダイヤフラムやオーバーフロー管、浮きゴム、ホース、フィルターなどの各部品の劣化や破損のケースもあります。

これらの部品はホームセンターなどでも販売しているもので、タンク内の構造について知識があれば、自分で修理することもできます。

自分で修理や部品の交換をする場合は、部品を買いにいって交換するまでの間に1～2時間は見ておくと良いでしょう。

型番やメーカーなど細かいところまでタンクに合わせなければならないので、もしも、自分で修理する自信がないなら、初めから業者に修理を依頼する方が早く直ります。

業者に修理を依頼する場合は、業者の都合もあるかと思いますが、1時間程度から半日程度は見ておく必要があるでしょう。

床まで水が漏れて広がる場合は止水栓を締める

水漏れといっても、タンクの上の手洗い管や便器と床の付け根の部分まで水が漏れだしている場合や、反対に水が流れないなどの症状があるときは、早めに修理業者を呼ぶことをおすすめします。

自分で止水栓を締める程度はできるとしても、床まで広がるような水は結露なのか、水漏れなのかの判断も、素人では難しいところです。

自己流で対処したために水漏れがひどくなったり、水が便器から溢れて床もびちゃびちゃになったりすれば、それこそ大変な事態になってしまいます。

結露ではなく本格的な水漏れだった場合は、大がかりな工事が必要になる可能性もあるので、早めに業者を呼んで修理してもらうほか、修理時間も半日程度は見積もっておくようにしましょう。

プロに頼めば大抵は1時間前後で修理してもらえる

トイレのトラブルは早く直したいし、早くトイレをいつも通り使えるようになりたいと思うものです。

トイレの詰まりや水漏れの症状が階下や床に甚大な被害を与えるような状態でない限り、焦る必要はありませんが、放置することは厳禁です。

より早く確実にトイレを修理するにはトイレ修理のプロに頼むのがベターです。

トイレ修理のプロに依頼すると、トラブルの内容にもよりますが、作業時間は何時間もかかることは稀で、平均して30分～1時間ほどで直してもらうことができます。

製品知識が豊富で高い技術力を持つ業者なら、よりスピーディーかつ確実な方法を選択して対処してくれるからです。

賃貸住宅でのトイレのトラブルなら管理会社や大家さんに、持ち家の方はなるべく遠すぎないエリアの業者ですぐに駆け付けてくれる業者に相談すると良いでしょう。

その際に、早く来て直してもらいたい旨を伝えることで、トイレ修理のプロにも急いで来てもらうことができます。

修理できる自信がないときはプロに気軽に相談してみよう

トイレの水のトラブルは、ちょっとした詰まりや水漏れなら自分で修理できることもありますが、自信や経験がない場合はトイレのトラブル解決のプロに依頼するのがおすすめです。

おおいた水道職人は、大分市・別府市・中津市・日田市・佐伯市・宇佐市などをはじめとする大分県全域で水のトラブル全般を扱う水回りのプロ集団です。

トイレはもちろんのこと、キッチンやお風呂、洗面所など水回りのトラブルのことならどんなことでもお任せください。

関連記事:

トイレがつまった時の適切な対処法

トイレ詰まりの原因になる意外な小物4つ！早急な対応が鍵

トイレのタンクの水漏れ原因とは？自分で修理できる方法はある？

監修者

主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。