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水のコラム

お風呂の水漏れの主な原因とは?具体的な修理方法についても解説!

2022年01月20日 キッチンの水漏れ


「湯船の減りが早い」と感じた場合、もしかすると水漏れが起こっているかもしれません。一般的に浴室の寿命は、20年といわれています。ちょっとした水漏れもそのまま放置すると、酷い二次被害になりかねません。


この記事では、お風呂の水漏れの主な原因と修理方法について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。



お風呂の水漏れの主な原因とは?


しっかりと栓をしているにも関わらず、お風呂のお湯が減ってしまう。その要因として考えられるのは「水漏れ」です。


普通、浴槽の寿命は20年から30年くらいといわれています。また、ユニットバスについては、15年くらいといわれています。


ただ、それまでは完全に無傷なのかと思ってしまいがちですが、実は5年が経過すると、徐々に経年劣化が進行してしまいます。栓や排水口、浴槽本体のヒビなど症状はさまざまですが、不具合があらわれてきます。


ここからは水漏れの起こりやすい箇所を紹介していきますので、参考にしてみてください。


■排水栓

排水栓から水漏れしている時、栓の劣化や排水口パッキンの劣化、また、排水栓のチェーンを固定している金属製の水栓ホルダーの傷みも原因としてあげられます。


排水栓が劣化してしまうと、排水口にフィットしなくなり、隙間から水漏れをしてしまいます。また、排水口の金具やパッキンが劣化してしまっていると、栓を交換しても直りません。排水栓の痛みであれば、処理は簡単ですが、排水口の方に不具合が生じていると、自力で解決するのは容易ではありません。


排水口の水漏れについては、手を離した時に完全に水がなくなってしまうので、空のままお湯を焚いてしまう危険性があります。水栓ホルダーは一般的に高い位置に設置されているので、この部分が緩んでいると、あまり水位は下がりません。


■浴槽のヒビ

浴槽が傷んで破損している場合は、その部分から水漏れします。浴槽は、10年以上使用していると、急激に傷みが進行します。浴槽の使用頻度が多いのであればなおさらです。


加えて、研磨剤を多量に含む薬剤で清掃することで、浴槽は大きなダメージを受けます。そういった状況で、シャワーヘッドのような硬いものが接触したり、浴槽側面に過度な重量をかけてしまうと、傷み始めている浴槽にヒビが入ってしまいます。そこから水が入り込むと浴槽の内部から傷んでいきます。


■給湯器の1つ穴と2つ穴

湯沸かし器付き浴槽の中には「1つ穴」と「2つ穴」タイプのものがあります。1つ穴のタイプは、お湯を取り込むことと温め直したお湯を出すことを1つの穴で行います。


一方、2つ穴タイプは、下部の穴からお湯を取り込み、それを温め直して上部の穴から出します。この穴のパッキンや配管の傷みによって水漏れが起こります。穴部分は割と下の方にあるので、破損していると、多量のお湯が減ってしまいます。


2つ穴のケースでは、上の穴で水位が停止するか下の穴で停止するかで、どちらの穴に不具合が起こっているのかを判断することができます。


お風呂の水漏れ修理方法


発生原因がわかったら、それぞれ対処をして修理をする必要があります。以下それぞれ修理方法を解説します。


■排水栓

排水栓のような排水口トラブルによって浴槽から水漏れが発生している場合、通常は部品の交換のみで対処できることが多いです。


しかし、適切な部品に交換しないと修理がうまくいきません。そのため取り扱いメーカーにちゃんと確認をしてから交換に取りかかりましょう。ちなみに、浴槽からの水漏れは、排水口内でゴミが挟まってしまっているケースも考えられますので、交換前にキレイに清掃をしておきましょう。


■浴槽のヒビ

浴槽のヒビが原因で水漏れしている時は、自力で直すのは難しいでしょう。専門業者に依頼をして浴槽の交換か修理を検討しましょう。ただ、浴槽ヒビ割れがごく軽度であれば、自力で対処できる可能性もあります。


修理をする場合、浴槽の素材を調べる必要があります。代表的なのが、FRP(樹脂)です。この素材に適応した補修製品を購入しましょう。修理方法は、まず、接着剤や水中用ボンドで破損部分を埋めます。


その後、防水テープなどを使用して補修します。注意すべき点は、浴槽素材には、他にもタイルや木材、大理石など多様なものがあり、それぞれに適した補修材を使わなければならないという事です。


なお、この処置はあくまでも応急的なものなので、再度浴槽にヒビが入るというリスクも想定して行わなければなりません。


また、リフォーム会社に依頼をしてパテ補修やライニング補修、コーティングなど特別な補修を行なってもらうという手段もありますが、多額の費用を用意する必要があります。浴槽交換と比較しても高額となる場合もあるようです。これらを踏まえても、ヒビ割れは、交換のサインと捉えた方がよいでしょう。


■給湯器

給湯器の故障は、専門業者に依頼する形がベストです。その理由は、給湯器トラブルを素人目で判断するのは、非常に困難だからです。給湯器の故障要因として考えられるのは、浴槽とつながっている配管パッキンの損傷や劣化、パイプ劣化などさまざまなことが想定されます。


稀に部品交換のみで修理できてしまうこともありますが、その際の分解作業は、素人にとってかなりハードルが高いです。


■その他

浴室の床下や壁から生じている場合は、すぐに専門業者に問い合わせして相談しましょう。この場合の原因として、長い経年劣化と床下や壁内部にある配管が損傷している可能性が高いです。


お風呂の床や壁は、防水のためシリコンなどで隙間を補強していることがほとんどです。ただ、これらは、時間が経つと劣化してしまいます。その場合、その劣化部分から水が染み出してしまうことがあり、最悪その浸水によって床や柱が腐ってシロアリが発生してしまうこともあり得ます。


加えて、この原因による水漏れに関しては、リフォーム会社などに相談する必要も出てきます。そのため、相談する前に被害状況をしっかりと把握しておくとスムーズでしょう。


お風呂の水漏れを直す際に注意するべきポイント


お風呂の水漏れトラブルについては、工事費用が高額になってしまうことを考えて、自力で直そうとする方も多いでしょう。ただ、自力で修理するリスクもありますので、注意が必要です。


自力で対処する際のリスクとして考えられるのは、知識や経験不足によって失敗し、悪化させてしまい、費用が倍かかってしまうということです。浴室の水漏れを自力で対処する上では、当然ながら、原因を明らかにしなくてはなりません。


素人の目には、特定できない要因もかなりあるかと思います。万が一水漏れトラブルの原因を判別できても、実際に修理作業していくには、部品や工具を揃えなければなりません。素人が修理に必要な部品や道具を集めるためには、時間が非常にかかります。作業に取り掛かるタイミングも遅くなってしまうことがあるでしょう。


これらを考えると、自力で対処できるケースは限られてきます。たとえば、パッキンなどの部品交換のみで、簡単に作業が済む場合は自力で行うこともできます。つまり、この条件以外では、専門業者に依頼しておいた方が無難といえるでしょう。


もっといえば、上述の条件であっても短時間でクオリティを高く補修したい場合は、迷わずに専門業者に依頼することをおすすめします。


まとめ


この記事では、水漏れの主な原因と修理方法、注意点について解説してきました。一口に水漏れといってもさまざまな要因が重なって起こるのです。


水漏れが長年の劣化によって起こってしまうのは避けられないことですが、少しでもスムーズに対処するために、定期的に浴室のメンテナンスを行いましょう。給湯器などを購入してから一度もメンテナンスをしたことがない場合には、深刻な事態になる前に専門業者に点検してもらうのもよいでしょう。



監修者

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主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。

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