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水のコラム

水道管の凍結でお湯が出ない!緊急時に知っておきたい対処法とは

2022年10月02日



冬の寒い朝に、蛇口から水が出ない場合、水道管が凍結している恐れがあります。水道管が凍結した時には、何をすれば良いのでしょうか。この記事では、水道管を凍結させないための予防策や凍結した場合の対処法を詳しく紹介します。緊急事態に役立ててください。



凍結しやすい水道管とは


冬になると注意したいのが水道管の凍結です。どのような状態にある水道管が凍結しやすいと言えるのでしょうか。


外気に触れている水道管

外付けされている給湯器の水道管は、外気に触れた状態でむき出しになっています。地中に埋設された水道管とは違い、外気の温度が徐々に下がっていくにつれてお湯が出にくくなる傾向にあるでしょう。


北側にある水道管

水道管が家の北側に位置する場合、太陽の光が差し込むことが少ないでしょう。気温がマイナスまで下がる時期には、夕方早くから冷え込んで夜になると水道管が凍ってしまうことでしょう。寒冷地でなくても、家の位置には注意する必要があります。


風が強い場所にある水道管

北風が吹き付ける場所にある水道管は、一気に冷たくなって凍結する恐れがあります。日差しは暖かくても風が吹きつけることで、肌寒く感じるものです。夕方からの気温の低下も加わって、水道管が冷えてしまうかもしれません。


水道管の凍結の対処方法


いきなり水道管が凍結すると、どのように対処して良いか困惑してしまいます。どのように対処したら良いのでしょうか。


ぬるま湯をかける

冷え込んだ日に、水道管からお湯も水も出ない場合、凍結していると考えられます。まずは、凍った水道管全体をタオルで包み込んで、ぬるま湯をかけてください。熱湯をかけないようにしましょう。排水管を破裂させてしまうかもしれません。50度ほどのぬるま湯をゆっくりかけて、徐々に凍結を溶かしていきましょう。


時間を置く

お湯をかけてもすぐに凍結が解消されることはないかもしれません。しばらく時間を置いて自然解凍しましょう。溶けた部分が再び固まってしまわないように、タオルなどを使って給水管に溜まった水分を拭き取ってください。


水道管が破裂しまった時の対処方法


凍結によって水道管が破裂してしまった場合には、どう対処すれば良いでしょうか。以下で詳しく説明します。


水道の元栓を閉める

水道管が破裂してしまった時には、水漏れを防ぐために元栓を閉めてください。元栓は、屋外に埋め込まれているメーターボックスの中にあります。ボックス内のバルブを時計回りに回して元栓を閉めてください。


応急処置する

水道管が破裂した場合、修理することはできませんが、応急処置で悪化を防ぐことは可能です。まず、怪我しないように手袋を着用し、水道管が破裂している部分にタオルを巻いていきます。水が滴り落ちてこないように、水道管の下にはバケツを設置してください。


水道業者を呼ぶ

応急処置が終わった後は、すぐに水道業者を呼び、修理をお願いしてください。自分で対応してしまうと、トラブルが悪化してしまい被害が広がる可能性があります。応急処置をした後は、プロにお任せしてください。


凍結を防止するための予防策


水道管は一度凍結してしまうと、溶けるまでに時間がかかってしまいます。普段から凍結を予防するためにどんなことができるでしょうか。


保温材を使う

まずは、水道管が凍結してしまわないように水道管を保温してください。簡単な保温方法は、使い古しのタオルを使うことです。水道管に直接ぐるぐると巻き付け、ビニールテープなどを使って接着します。その上に、ビニール袋を被せて雨や雪から保護しましょう。


市販の保温材や保温チューブも効果的です。水道管にはめ込んで固定でき、水道管が外気に触れるのを予防します。


連結防止帯を付ける

保温材の下に連結防止帯を設置する方法も有効です。帯になったヒーターを給湯器配管に沿わせて配管を電気の熱で温めて凍結を予防します。ホームセンターなどで購入可能なので、試してみてください。


水道管の水を抜く

寒冷地において水道管の凍結を予防するためには、水道管の水抜きが欠かせません。寒くなる前には忘れずに、水道管の水を抜くようにしましょう。


ハンドル式の場合は、水抜き栓を時計回りに回し、最後まで回し切ってください。ハンドルを回し切ると、蛇口をひねっても水が出なくなるでしょう。屋内と屋外どちらも同様に水抜きを行ってください。


水を出しっぱなしにする

凍結を防ぐために、蛇口をひねって、少しだけ水が出るようにしておくこともできます。夜が特に冷え込む時には、就寝前に水を出しておくと良いでしょう。ただし、この方法は大寒波の時にはおすすめできません。


あまりに寒い時には、保温剤を使って水道管を温める方法を取るようにしてください。


一晩中追い焚きする

寒くなると、屋外の給湯器やボイラーの水道管が凍結することも考えられます。給湯器やボイラーの水道管を凍結させないために、35度ほどの設定温度で追い焚きし続けることもできるでしょう。


追い焚きモードがある給湯器は、電源が下がったタイミングで追い焚きします。給湯器内の温度も下がらず、電源も入っているため凍結防止になるでしょう。ただし、メーカーによって給湯器のタイプは異なります。取扱説明書をチェックして行うようにしてください。


水道管が凍結した時の修理費用


水道業者を呼んだ場合、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。


まず、水道管が凍結して破裂してはいない場合には、電気解氷機や高温スチーム機を使って、凍結部分を溶かしていきます。この作業は、およそ8,000円〜20,000円かかるでしょう。凍結部分によっては、費用がもっとかかることもあります。


また、凍結によって水道管が破損した際には、水道管の修理費用は、20,000〜50,000円ほどかかります。場合によっては、床や壁に水道管が埋まっていて、床や壁を一度剥がす必要があるかもしれません。


その際は、修理の範囲や金額も大幅にアップする恐れがあります。事前に見積りをした上で、修理を依頼することをおすすめします。


まとめ


水道管が凍結してしまうと、好きなタイミングでお湯が使えなくなります。そのため、寒くなる前には、しっかりと対策しておきましょう。保温材を巻いたり水道管の水を抜いておくことで、水道管を保護できるでしょう。しかし、うっかりして対策を忘れることもあるかもしれません。


水道管が凍結してお湯が出ない時には、焦らずに時間を置いて待ってみるのもひとつの手段です。出来るだけ早くお湯を使いたい場合には、凍った水道管をタオルで包み込み、その上からぬるま湯を注いでください。その後、徐々に氷が溶けていくはずです。


もし、水道管が破裂した場合には、ある程度の応急処置をした後は、水道業者に依頼するようにしてください。出来るだけしっかり対策して、寒い冬でも水道管を使えるようにしておきましょう。



監修者

監修者の写真

主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。

大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」

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