水のコラム
新型コロナウイルスの家庭内感染を防ぐための掃除方法
新型コロナウイルス（COVID-19）の家庭内感染が増えており、家庭内での感染予防の徹底が叫ばれています。
感染を防ぐには、具体的にどうすれば良いのかわからない方も多いでしょう。
今回は、新型コロナウイルス対策として実践してほしい正しい掃除方法を紹介します。
目次
コロナ対策でなぜ掃除が大切なのか？
ウイルスは、触れただけで感染することはありません。
ウイルスが手や指などに付着して、それを口や鼻から吸い込み体内に侵入することによって、初めてウイルスに感染します。
掃除でウイルスをしっかり除去できていれば、手や指にウイルスが付着するのを防ぐことができるのです。
また、ウイルスや菌を除去するために拭き取り掃除をしたり消毒液を使ったりするのは、健康を維持するために大切です。
例えば、掃除をほとんどせずにカビの繁殖した環境では、病気にかかりやすくなります。
汚れやホコリをそのまま放置しておくのは、見た目の問題だけでなく、身体にも悪い影響を与えるのです。
そのため、日頃から衛生管理の徹底した清潔な環境を保つようにしましょう。
掃除でコロナウイルスを減らすには？
家庭内のウイルスや菌を減らすには、「物理的にウイルスや菌を拭き取って除去する」「消毒液を使ってウイルスや菌を減らす」このことを意識して掃除することが大切です。
それぞれ詳しく解説していきます。
・物理的に拭き取る
「物理的に拭き取る」という考えは、雑巾や布巾などで拭き取ることによって「そこにあるものを取り除く」ということです。
例えば、汚れやゴミ、ホコリ、食べこぼしなどは目に見えるので、それらを拭き取ることで除去できたか確認できます。
しかし、ウイルスや菌は目に見えるものではないので、拭き取ることで除去できたか確認できません。
ただ、目に見えなくても物理的に拭き取るという行為によって、ウイルスや菌を雑巾や布巾に移動させられる可能性はあると言えます。
・消毒液を使ってウイルスや菌を減らす
消毒液を使うことでウイルスや菌の消毒や除菌の効果が期待できます。
ただし、ウイルスや菌にはさまざまな種類があり、それぞれに適した消毒液があるので注意が必要です。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対しては、アルコールや塩素系の薬剤が効果的ですが、ノロウイルスやロタウイルスに対しては、アルコールによる消毒効果は低くなります。
ノロウイルスやロタウイルスに効果的な消毒液は、塩素系のものだと言われています。
家の中でウイルスが付きやすい場所は？
コロナウイルスを除去しないといけないからといって、家の隅から隅まで掃除と消毒するのは大変です。
家の中で特にウイルスが多く付く場所は限られているので、ウイルス対策のための掃除と消毒はその場所を中心に行うようにしましょう。
・ドアノブや窓の取っ手、照明スイッチなど頻繁に触る部分
ウイルスが付着した手や指で触ると、その場所にはウイルスが付いている可能性があります。
このことから、ウイルスが付きやすい場所とは、日常生活の中で家族が頻繁に触るところだと言えます。
・トイレ
新型コロナウイルス感染症は、排泄物からもウイルスが検出されたと報告されています。
そのため、トイレにはウイルスが潜んでいる可能性があるのです。
便器の中に排便していても、気づかないうちに周りに飛び散ってしまうものです。
特に下痢便の場合は想像以上に遠くまで飛ぶこともあるので、トイレ中にウイルスが付着している可能性があります。
ただ、トイレを使っただけではウイルスに感染することはありません。
排泄物から飛散物が舞い上がりそれを直接吸い込んだり、手に排泄物が付着して無意識のうちにそれを口に運んだりすることで、体内にウイルスが入り感染します。
これは「糞口感染」と呼ばれノロウイルス感染症の感染形態として知られていますが、新型コロナウイルス感染症に関しても注意する必要があります。
ウイルスが付着しやすい場所の掃除方法
ウイルス対策のために家族が頻繁に触る場所やトイレを掃除する時は、次のポイントを意識して行ってください。
・消毒薬が含まれたシートで拭き取る
ウイルスや菌を除去するためには、拭き取り掃除と消毒が大切です。
消毒薬が含まれたアルコールシートやウェットティッシュで拭き取り掃除を行うことで、ウイルスの拭き取りと消毒の効果を得られます。
家族が頻繁に触れる場所や家族以外の人が訪れた場合は、入念に行いましょう。
・トイレ掃除のポイント
トイレは毎日の掃除に加え、ウイルスが付着しやすい便座や床などは消毒液が含まれたシートでの拭き取り掃除を行いましょう。
また、トイレは掃除する順番が重要で、最初に汚れやホコリ、ウイルスが付着しやすい壁を掃除してから便器を掃除し、最後に床を拭き取ってください。
「高いところ→低いところ」が基本になります。
拭き掃除をする時に早い動きで行うと、ウイルスが舞い上がってしまうので、ゆっくり丁寧に拭きましょう。
また、掃除が終わったら、拭き掃除で使った雑巾をパタパタと払うと、せっかく拭き取った汚れやウイルスを再びまき散らしてしまうので、内側にそっと包んで洗ってください。
トイレに流せるお掃除シートがあると、掃除をしてすぐに捨てられるので便利です。
トイレの詰まりがウイルス増殖に繋がることも
家族がよく触る場所をアルコールシートやウェットティッシュなどで消毒し、ウイルスが集まりやすいトイレをこまめに掃除・消毒することで、新型コロナウイルスの家庭内感染を防ぐことができます。
また、トイレを使ったら毎回トイレットペーパーで便座や床を拭いたり、手洗いを徹底したりなど、家族みんなでコロナの感染予防対策に取り組むことが大切です。
今回は、コロナ対策には家の中の掃除、特にトイレの掃除の大切さを紹介してきました。
しかし、掃除をこまめに行っていても、便器の中に詰まりがあると水漏れを起こし、ウイルスが増殖しやすい環境を作り出してしまいます。
おおいた水道職人は、中津市、別府市、宇佐市、佐伯市、日田市など、大分県全域で水道トラブルの修理や交換を行っています。
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おおいた水道職人では毎日の健康チェック、消毒、手洗い、うがい、手袋やマスクの着用などスタッフ全員コロナ対策には万全を期しており、安心してご依頼いただけます。
監修者
主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人（大分水道職人）」
