水のコラム
大分で給湯器からの水漏れが起こったら
給湯器が水漏れは気付きにくい
皆さまのご家庭の給湯器はどこに設置されていますか。
お風呂場やキッチンなどに設置されている給湯器のリモコンは毎日使っていても、肝心の給湯器がどこに設置されているのか把握されていない方も少なくありません。
マンションやアパートなど賃貸住宅にお住まいの方の場合、そもそも給湯器の存在さえ見たことがなく、リモコンのみでお湯が沸いていると考える方もいるほどです。
給湯器は一般的には屋外設置が多く、戸建て住宅であれば、お風呂場脇などの屋外の空きスペース、マンションや賃貸アパートの場合はベランダや、玄関ドア近くにあるパイプスペースのケースが多いです。
そのため、水漏れが生じても気付きにくく、放置されてしまうケースも少なくありません。
給湯器の水漏れは意外に怖い
給湯器はガス管や給水管などが接続するほか、電気の力で動く、電気機器の一つです。
水漏れを起こして電気系統に異常が生じれば、ショートし、漏電するなど火災のリスクもあります。
水漏れしたことでリモコンにエラー表示が生じ、気付ければいいのですが、水漏れでお湯が沸きにくくなりながらも、使えてしまうと水道代やガス代が嵩む原因にもなります。
パイプスペース内に設置された給湯器の場合、水道代やガス代を確認しにくる検針員が気付いて連絡してくれたりするかもしれません。
ですが、検針は1ヶ月に1度ほどのペースですので、その間、放置されることになります。
マンションのベランダに設置されている場合は、階下に住んでいる住人や階下の住人から通報を受けた管理人やマンション管理会社などから確認が入ることもあります。
というのは、ポタポタ程度であっても、長く放置することで階下へと水漏れするリスクもあるからです。
パッキンの劣化による水漏れ
では、給湯器の水漏れはどうして起こるのでしょうか。
原因はいろいろと考えられますが、よくあるケースはパッキンの劣化です。
給湯器には水やお湯が通る配管が接続されています。
接続部分から水漏れしないよう、パッキンと呼ばれるゴム状の部品を装着してすき間を塞ぎ、水漏れを防いでいるのです。
ですが、パッキンは消耗部品でもあり、次第に劣化が進みます。
ゴムがボロボロになったり、破れたりすると、そこから水漏れが生じてしまうのです。
水漏れの原因がパッキンの劣化にとどまれば、パッキンを新しいものに交換するだけで水漏れ修理が可能です。
修理代は新しいパッキンの部品代と交換に関わる作業代、出張料などの合計額となります。
配管の凍結による水漏れ
給湯器の水漏れで怖いのが、零下になる厳しい寒さの日や雪が降る前夜の厳しいい寒さで配管が凍結し、亀裂が入り、破裂して水漏れすることです。
給湯器を使っていない状態でも、給湯器内の配管には使い残ったお湯や、沸かす前の水などが残されています。
水が残された状態で屋外に設置された給湯器が、寒い冬の日に冷やされ、配管内にある水が凍結すると、膨張して配管にダメージを与える恐れがあるのです。
大分は温暖な地域なので、配管の凍結なんてあり得ないと油断しがちですが、近年では九州でも雪が降る日や寒波が襲来する日もありますので注意しましょう。
最新の給湯器であれば、自動で動く凍結防止装置が稼働して防止できる場合もあります。
凍結防止装置がついていない場合の凍結予防の対処策としては、雪の予報が発令された際、ガス代がかかると思っても、浴槽にお湯を貯めた状態で追い焚きを入れっぱなしにするなどしましょう。
給湯器が凍らないよう、絶えず循環し続けることが対処のポイントです。
万が一、配管が凍結して破裂したらどうなるでしょうか。
場合によっては、一気に水が溢れてマンションの上階から階下へと水漏れする可能性もあります。
いずれにしても、配管に亀裂が入り、破裂すれば配管を交換しなくてはなりません。
破裂した瞬間に給湯器本体にも損傷が生じれば、給湯器そのものも交換する必要が生じます。
配管だけにとどまれば、修理代は交換する新しい配管の代金と作業料と出張料などで済みます。
ですが、配管の破裂により水が入り込んで、電気系統が異常を起こして給湯器が使えなくなれば、給湯器本体も交換しなくてはなりません。
給湯器の相場はメーカーや機種によって異なります。
もっとも、同じ製品であっても、業者によって価格が異なることも少なくありません。
交換実績が豊富な業者はメーカーとのパイプも強く、安く仕入れられるなど、相場よりも安い費用で交換できることもあるので、比較検討をしてみましょう。
給湯器の水漏れでお困りなら
おおいた水道職人は大分市、佐伯市、中津市、別府市など大分県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。
給湯器からの水漏れをはじめ、トイレや浴室や洗面所、キッチンでの水漏れやつまりなど水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひお気軽におおいた水道職人にお問い合わせください。
監修者
主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」