水のコラム
トイレの詰まりを直す道具7選!自分で修理する方法も紹介
生活に欠かせないトイレ。
日頃当たり前のように使っていますが、詰まって使えなくなってしまうと一大事です。
すぐに専門業者に修理を頼みたいところですが、実は詰まりの原因によっては自分でも解決できる可能性があるのをご存知ですか。また、市販で購入できる道具を使うことで、自分で詰まりを解消できる可能性もあります。
本記事では、自分で挑むDIY修理から、専門業者が持つ秘密のツールまで、トイレの詰まりを解消するための全知識などについて、詳しく解説していきます。
水回りのトラブルに悩んでいる方、業者に依頼してすぐに直したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トイレの詰まりを自分で直す前に確認しておくこと
トイレの詰まりを自分で直す前に、確認すべきポイントがいくつかあります。
まず、詰まりの原因となるものが何か、見た目で確認できるかチェックしてください。
たとえば、トイレットペーパーの過剰な使用や、不適切な物の流し込みが一般的な原因と言えるでしょう。
次に、トイレの水位が通常よりも高いか、または異常に低いかを観察し、水が溢れる前に対処することが重要です。
さらに、トイレの型式(和式か洋式か)によって適した対処法が異なるため、自身のトイレのタイプを理解しておくことも大切です。
最後に、自分で対応可能かどうかを慎重に判断し、必要であれば早めに専門業者に相談することをお勧めします。
このような準備を事前にしておくことで、冷静かつ効率的にトイレの詰まりを解消できます。
排水管に問題がある場合、水漏れを起こす場合があります。こちらの記事ではトイレが水浸しになった場合について解説しています。あわせてご覧ください。
トイレの詰まりを自分で直す場合の道具【5選】
今回、トイレの詰まりを自分で直す場合の道具を5つ、厳選しました。
それぞれ活用法を紹介していきます。
道具①ラバーカップ
トイレの詰まりを自分で直す際、もっとも身近で効果的な道具としてラバーカップが挙げられます。
このシンプルな道具は、特別な技術を要せず、多くの家庭で手軽に利用できる点が魅力です。
使い方は、ラバーカップの柔軟なゴム部分を便器の排水口にしっかりと密着させ、持ち手を軽く押し下げて引き上げることを繰り返します。
この動作により、排水管内の圧力が変化し、詰まりを引き起こしている物質が排除されやすくなるのです。
ラバーカップの選び方や使い方にはいくつかのポイントがあります。
たとえば、節水型便器には特定のサイズや形状のラバーカップを選ぶことを推奨します。
また、使用後はラバーカップを清潔に保つことが長持ちさせる秘訣です。
このように、ラバーカップは低コストでありながら、トイレの詰まり問題を迅速に解決できる非常に効果的な道具です。
自宅に1つあるだけで、いざという時に安心できるため、準備しておくことをお勧めします。
道具②真空式パイプクリーナー
トイレの詰まりを自分で解消したい時、真空式パイプクリーナーは強い味方になります。
この道具は、排水管内の圧力を利用して詰まりを一気に吸い出す仕組みです。
とくに、トイレットペーパーや小さな固形物が原因で起きた詰まりに有効です。
使用方法はシンプルで、適切な圧力をかけることで、詰まりを引き起こしている物体を排水管の外へ押し出します。
しかし、正しい使い方をしないと、逆効果になる場合もあるため注意しなければなりません。
たとえば、真空式パイプクリーナーで解消できるトイレ詰まりとできないトイレ詰まりがあるため、使用前に原因を特定しましょう。
具体的な使い方、選び方のコツを知ることで、より効率的に、かつ安全に詰まりを解消できます。
道具③パイプクリーナー
パイプクリーナーは、とくに排水管の中の固形物や油、髪の毛など、さまざまな原因による詰まりを解消するのに役立ちます。
パイプクリーナーには液体タイプや粉末タイプなど、複数の種類があり、それぞれの使用方法や効果には微妙な違いがあります。
たとえば、液体タイプのパイプクリーナーは、排水管に直接注ぎ込むことで内部の汚れを溶解し、詰まりを解消します。
一方、粉末タイプは水に反応して発泡し、その圧力で詰まりを除去することが多いです。
使用前には、製品の指示に従い、安全対策を適切に行うことが重要です。
効果的かつ安全に使用するためには、適切な種類を選び、使用方法をしっかりと理解することが不可欠と言えます。
とくに、トイレの詰まりを解消する場合には、専門業者が使用する高圧洗浄機などの道具を使わずに済むため、初心者でも安心して試せるでしょう。
道具④ミスターポン
ミスターポンは、炭酸ガスの強力な噴射力を利用して詰まりを解消する道具で、とくに固形物やトイレットペーパーなど、通常の手法では取り除きにくい詰まりに対して優れた効果を発揮します。
使用方法はシンプルで、炭酸ガスカートリッジを本体にセットし、便器の排水口に向けて噴射するだけ。
これにより、詰まりの原因となっている物質をトイレの奥へと押し流します。
この方法は、とくに家庭内で簡単かつ迅速に詰まりを解消したい場合に便利です。
ミスターポンを使えば、プロのような結果を自宅で実現できるため、トイレの詰まりにお困りの方にはとくにおすすめの道具です。
道具⑤針金ハンガー
恐らくどのご家庭にもあるであろうハンガーが、実は詰まり解消のアイテムとして活躍してくれます。
使用方法はシンプルで、ハンガーをまっすぐに伸ばして、適切な長さに曲げてトイレの排水口に挿入、詰まりの原因物を優しくかき出します。
しかし、この方法には注意も必要で、トイレのセラミックを傷つけないよう、力を入れすぎないことや、針金が便器に引っかからないよう慎重に操作することが肝心です。
針金ハンガーを使う際は、使い方の注意点を守ることで、安全かつ効果的に詰まりを解消できます。
このように、針金ハンガーは、簡単かつコストを抑えたトイレの詰まり対策として、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
トイレの詰まりを直す専門業者が使う道具
自力での解決が難しいと判断したら、すぐに専門業者の力を借りるようにしてください。
次に、トイレの詰まりを直す専門業者が使う道具を紹介します。
道具①高圧洗浄機
トイレの詰まりと戦う専門業者が頼りにする強力な道具、それが高圧洗浄機です。
この機械は、水圧を極限まで高めてパイプ内の詰まりを強制的に解消できます。
トイレットペーパーや生物性の廃棄物など、水に溶けるものが詰まっている場合にとくに効果を発揮します。
しかし、使用方法を誤ると、問題を悪化させる可能性もあります。
たとえば、詰まりの原因物をさらに奥に押し込んでしまうことがあるため、正しい使用方法を理解しなければなりません。
専門業者による高圧洗浄は、緻密な知識と経験を要する技術であり、家庭用の対策が効果を示さない深刻な詰まりに対して力を発揮します。
道具②トーラー
トーラーは、便器の深部にある詰まりまで到達し、強力に除去する能力を持っています。
トーラーの使用は、とくに長期間解消しない厄介な詰まりや、従来の方法では手に負えない深刻なケースの解決を助けてくれるアイテムです。
トーラーによる作業は専門知識と技術を要するため、自分で対処するよりも確実性が高く、迅速な解決が期待できます。
自分で直す前に押さえておきたいトイレ詰まりの症状
ここからは、自分で直す前に押さえておきたいトイレ詰まりの症状を紹介していきます。
主症状は以下の5つです。
症状①便器内の水が少しずつ流れる
トイレ詰まりの症状を見極めることは、対処法を選ぶうえで非常に重要です。
とくに「便器内の水が少しずつ流れる」という現象は、一見すると軽微な問題に思えますが、放置すると大きなトラブルに発展する可能性があります。
この症状の主な原因としては、トイレットペーパーや生理用品など、トイレに流せるとされるものの過剰な使用や、オムツや固形物など明らかにトイレに流すべきでないものが挙げられます。
さらに、長期間の使用による排水管の蓄積した汚れも原因となることがあるでしょう。
便器内の水がゆっくりとしか流れない場合、まずは家庭で簡単にできる対処法として、ラバーカップを用いた圧力調整や、適切な洗剤を使用した清掃を推奨します。
しかし、これらの対処法で改善が見られない場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。
症状②便器の水位が下がる
トイレの便器内の水位が下がる現象は、日常生活において誰もが直面しうる問題です。
この症状は、サイホン現象の過剰な発生や長期間使用していないトイレでの封水の蒸発、さらにはほかの排水器具の使用による水の引き抜きなど、複数の原因によって発生することがあります。
とくに、便器からの水漏れや、外部の排水管の問題が原因である場合も多くなっているからです。
水位が下がることで衛生面に問題が生じることもあり、臭いや害虫の侵入防止にも影響を及ぼします。
対策としては、原因に応じた適切な対処が必要です。
たとえば、便器のチェックや排水管の確認、必要であれば専門業者への依頼が考えられます。
日ごろからトイレの異常に注意を払い、早期発見・早期対応を心掛けることが重要です。
症状③汚水が逆流する
トイレの逆流は、使用後の不快感だけでなく、衛生面での大きなリスクも伴います。
逆流の主な原因は、排水管の詰まりや便器と排水管の間の不具合です。
たとえば、排水管に紙や異物が詰まってしまうことで、汚水が逆方向に流れ出ることがあります。
これは、家庭内の小さなトラブルから下水道システムの問題まで、さまざまなレベルで起こり得ます。
具体的な対処法としては、まずはラバーカップやパイプクリーナーを使用して簡易的な詰まりを解消する試みが有効です。
しかし、これで解決しない場合、専門の業者に依頼することが最善の策となります。
トイレの逆流は見過ごすことのできない問題であり、早期発見早期解決が鍵となるでしょう。
症状④排水不良が長期間続いている
トイレの排水不良が長期間続いている場合、日々の生活に大きな支障をきたすだけでなく、放置することでさらに深刻なトラブルへと発展する恐れがあります。
排水不良の背後には、単純な詰まりから配管の損傷、さらには使用習慣の問題など、さまざまな原因が考えられます。
たとえば、不適切な物を流し続けた結果、徐々に配管内で堆積し、水の流れを阻害しているケースも少なくありません。
また、古い住宅では配管自体の老朽化が原因で排水不良が起こることもあります。
重要なのは、症状が見られた初期段階で正確な原因を突き止め、適切な対処を行うことです。
長期間にわたる排水不良は、時に専門業者による配管の洗浄や修理が必要となる場合もあります。
とくに、水の流れが悪いと感じ始めたら、早期の対応が問題解決の鍵を握るでしょう。
自分での対処が難しいと判断したら、直ぐに専門業者に連絡をとり、修復を依頼しましょう。
症状⑤トイレットペーパーを吸い込まない
トイレの詰まりに直面した時、「トイレットペーパーが吸い込まれない」という症状はとくに一般的です。
この状況は、トイレットペーパーの過剰使用や、水に溶けにくい質の厚いペーパーを使用していることが原因で起こります。
実は、トイレ詰まりの多くは家庭内で解決可能です。
たとえば、トイレットペーパーが詰まる原因として、適切な流し方がされていないことが挙げられます。一度に多くの量のトイレットペーパーを流したり、そもそもトイレに流してはいけないものを流したりなどです。
解消法としては、まずはラバーカップ(スッポン)を使用して圧力をかける方法があります。
この方法は、物理的に詰まりを押し出すことで流れを回復させるものです。
しかし、これで解決しない場合は、トイレットペーパーの使用量を見直すこと、水に溶けやすいペーパーへの変更も効果的です。
詰まりを未然に防ぐためにも、日ごろからの注意が重要と言えるでしょう。
また、トイレットペーパー以外の物を誤って流さないようにすることも、詰まりを避けるためには不可欠です。
トイレの詰まりを自分で直す手順
次に、トイレの詰まりを自分で直す手順を紹介します。
電源プラグを抜く
トイレの詰まりを自分で直す際「電源プラグを抜く」という手順が思わぬトラブルを防ぎます。
とくにウォシュレット付きトイレでは、内蔵の電子機器が水没やショートを起こす恐れがあります。
トイレの詰まり対処前には必ず電源プラグをコンセントから抜くべきです。
これにより、漏電や感電などのリスクを回避し、安全を確保しながら作業を進められます。
作業を始める前にゴム手袋を着用し、便器内の溜まり水を手動ポンプや紙コップで汲み取ると良いでしょう。
トイレの詰まりを自力で行う際は、自身の安全確保も怠らないようにしてください。
便器内に穴が空いていないかを確認する
トイレの詰まりを自分で直す前に、「便器内に穴が空いていないかを確認する」というステップは非常に重要です。
便器内の穴、とくに排水口周辺の細かな隙間は、トイレ詰まりの原因となる異物が詰まりやすい場所です。
たとえば、小さなおもちゃや誤って落としてしまった物が隠れている可能性があります。
これらは通常の清掃やラバーカップでは解消できない場合が多く、視覚的に確認することで早期に問題を特定できます。
便器内を点検する際は、懐中電灯を使って光を当て、排水口の奥までしっかりと見ます。
また、ゴム手袋をした手で便器の内側を慎重に触れ、異物がないか手で感触を確かめるのも有効な方法です。
この作業を行うことで、トイレ詰まりの原因を早期に発見し、適切な対応を取ることが可能になります。
便器の構造によっては、小さな穴が原因で水流が阻害されている場合もあるため、この初期チェックはトイレメンテナンスにおいて欠かせないステップと言えるでしょう。
便器に固形物を流していないかを再確認する
誤ってトイレットペーパー以外のもの(おもちゃ、衛生用品、過剰なトイレットペーパー等)が流されると、排水管を塞いでしまいます。
自分で詰まりを直す前に、まず便器内を注意深く確認しましょう。
固形物が見える場合は、ゴム手袋を着用し、可能ならば手で取り除くか、針金ハンガー等を使って引っかけてみてください。
この確認作業は、余計な労力をかけずに問題を解決する最初のステップです。
しかし、詰まりが解消しない場合は、ラバーカップやパイプクリーナーの使用を検討する必要があります。
重要なのは、焦らずにひとつひとつの手順を丁寧に行うことです。
道具を使ってトイレの詰まりを直す場合のやり方
最後に、道具を使ってトイレの詰まりを直す場合のやり方を見ていきましょう。
ここでは、以下の4つの方法を紹介します。
スッポンを使う場合
多くの家庭にあるシンプルな道具、「スッポン(ラバーカップ)」があれば、専門業者を呼ぶ前に自力で解決できます。
スッポンは、その柔軟なゴム部分を使って便器内の水を押し下げ、急速に引き上げることにより、詰まりを生じさせている物質に対する圧力を作り出します。
この圧力の変化が詰まりを解消します
一方で、スッポンの使い方にはコツが必要です。
まず、ゴム部分が完全に水に浸かるようにし、空気を抜いた状態で便器の排水口にしっかりと密着させます。
次に、力強く押し下げ、急激に引き上げる動作を繰り返します。
この時、ゴムの柔軟性を最大限に活用し、水の抵抗を利用して詰まりを押し出します。
しかし、すべての詰まりがスッポンで解決できるわけではありません。
トイレットペーパーの過剰な使用や不適切な物の流し込みによる詰まりは比較的簡単に解消できますが、固形物や異物が原因の場合、スッポンでは力不足となることも。
このような場合は、より専門的な道具や業者の力が必要です。
真空式パイプクリーナーを使う場合
トイレの詰まりに真空式パイプクリーナーを使用する方法は、その効果的な使い方を知ることが鍵です。
この道具はとくに、トイレットペーパーや固形物が原因の詰まりに対して有効です。
使い方の基本は、まずクリーナーのノズルを便器の排水口にしっかりと密着させること。
次に、真空の力を利用して詰まりを吸引し、詰まっている物を排水管の方向へ押し出します。
この際、ゆっくりと力を加えることで、管を傷つけずに安全に作業を行えます。
しかし、使用方法を誤ると排水管にダメージを与える恐れがあるため、取扱説明書の指示にしたがって、正しい使い方を学ぶことが重要です。
専用のワイヤーを使う場合
トイレの詰まりに直面したとき、多くの方がプロのように専用のワイヤーを使用してみたいと考えます。
しかし、専用ワイヤーの使用には、正しい知識と技術が必要です。
たとえば、家庭用のワイヤーは、便器の奥深くまで届き、詰まりを直接解消する能力があります。
その使用法は、ワイヤーの先端を便器内の排水口に挿入し、ゆっくりと押し込みながら回転させることで、詰まり物を掴んで引き出すか、解散させることが基本です。
とくに、水の流れが悪い、異物が詰まっているなどの症状には効果的で、しばしば即効性が期待できます。
しかし、無理に力を入れ過ぎたり、適切でない方法で使用したりすると、トイレ自体を傷つける可能性もあるため、慎重な扱いが求められます。
針金ハンガーを使う場合
針金ハンガーの使用であれば、他に特別な工具を必要とせず、自宅にあるもので簡単に解決できる点が魅力です。
針金ハンガーを使う場合、まずハンガーを伸ばして一端をフック状に曲げます。
このフックを利用して、詰まりの原因となる物を引っ掛けて取り除けます。
しかし、使用する際はトイレや排水管を傷つけないよう注意が必要です。
針金が硬すぎる場合は、端を少し丸めると安全です。
この手軽で経済的な方法を覚えておくことで、トイレの詰まりに即座に対応できます。
トイレの詰まりを自分で直す場合の道具は主に5つ
トイレの詰まりは自分で直すことも可能ですが、作業を始める前にいくつかの確認点があります。適切な道具を使えば、専門業者に依頼する前に多くの詰まりを解消できるでしょう。ラバーカップや真空式パイプクリーナーなど、手軽に使用できる道具から、針金ハンガーを使った応急処置まで、さまざまな方法を試すことができます。
しかし、症状が改善しない場合は、専門の業者に相談することが安全で確実です。この記事を参考に、トイレの詰まりに対処し、快適な生活空間を保ちましょう。
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監修者

主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」
