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水のコラム

熊本の地震を受けて|大分県の皆さまへ、水まわりの確認と注意点【水道職人:プロ】

2026年07月30日 2026年07月30日 水まわりのトラブル


2026年7月28日、熊本県で最大震度7を観測する強い地震が発生しました。
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
 
熊本と隣り合う大分でも、揺れを感じた方は少なくないはずです。
2016年の熊本地震では大分県内でも大きな揺れが観測されたこともあり、今回の地震で不安を覚えている方も多いことと思います。
 
まず何よりも優先していただきたいのは、ご自身とご家族の安全です。
そのうえで、大分県や各自治体、気象庁から出される最新の情報を、必ずご確認ください。
 
この記事では、安全が確認できたあとに行っていただきたい、ご家庭の水まわりの確認方法と注意点についてお伝えいたします。

地震のあとに水まわりで起こりやすいこと


大きな揺れは、目に見える建物だけでなく、地中や壁の内側を通る配管にも影響を及ぼします。
地震のあと、水まわりにどのような危険が潜んでいるのかについてまず知っておきましょう。
 
地盤が揺れて動くと、地中に埋められた水道管や排水管にも大きな力が加わることに。
その結果、配管そのものにひびが入ったり、管と管のつなぎ目がずれて、水がもれ出したりする場合があります。
2016年の熊本地震でも、こうしたつなぎ目からの漏水や、配管の破損が各地で確認されました。
 
家庭の水まわりにおいて気をつけておきたいのは、主に次のような変化です。

  • 蛇口から赤茶色い水や、濁った水が出てくる
  • 水道メーターが、蛇口を閉めているのに回り続けている
  • トイレを流したときに、汚水がうまく流れない、または逆流する
  • 床下や壁ぎわに、原因のわからない水たまりやしみができている

 
こうしたサインは、水まわりの配管のどこかが傷んでいる可能性を示唆しています。
とくに地中や床下での漏水は目にもつかないため、気づかないうちに床下浸水などの二次被害につながることも……。
 
とはいえ異変を感じた場合でも、まわりや自身の安全が確認できるまでは、無理に近づいたり確認作業を進めることのないようにしてください
何よりも優先すべきはご自身と周りの方々の安全です。

安全を確かめてから水まわりを確認する


ご自宅の水まわりに漏水などの異変が見つかったときは、被害を広げないためにも、できれば水道の元栓(止水栓)を閉めて水を止めましょう。
ただし、あくまでご自身とご家族の安全が第一です。
周囲の安全が確認できたうえで、元栓へ落ち着いて近づける場合にかぎり、次の手順で行ってみてください。

1.安全を確認したうえで、屋外の水道メーターボックスを開ける
2.中にある元栓(止水栓)を確かめ、無理に力を入れずに回して閉める
3.漏水している場所には近づかず、水が止まったかどうかを、安全な場所から確認する
 
水を止めたあとの連絡先は、お住まいの形態によって変わります。
戸建ての場合は水道修理業者へ、集合住宅ではまず管理会社や大家さんへ連絡してください。
 
なお、水が濁っていたり赤茶色くなっていたりする場合は、飲用や洗濯などに使うのは避けましょう
断水状況や水質管理の状態については、大分県や各市町村の水道局から出される情報を随時確認し、その案内に従っていただくのが安心です。
大分県の災害・防災に関する情報は、「おおいた防災ポータル」でもまとめて確認できますので参考までに。

落ち着いたら、次への備えも見直しておく


大きな揺れのあとは、その後も継続的に余震が続くことも少なくありません。
ひと段落したら、今後に備えて、水まわりの準備を見直しておくと安心できます。
 
まず備えておきたいのが、飲み水の確保。
断水は、地震のあとしばらく続くことも。
1人あたり1日3リットルを目安に、最低でも3日分程度の水を用意しておくと、いざというときに慌てずにすみます。
ペットボトルのほか、清潔な容器などにできるだけ水道水をくんでおくのも一つの方法です。
 
トイレの備えも忘れずに。
水が使えないあいだ、水洗トイレは基本的に流せなくなります。
携帯トイレや凝固剤を人数分そろえておくと、断水中も比較的安心して過ごせるかと思います。
また飲用水とは別に、トイレなどに使用するための生活用水としてお風呂の浴槽に水を溜めておくというのも有効でしょう。
 
そして念のため、水道の元栓の位置がわからない場合は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
いざ水を止めようとして、元栓がどこにあるかわからず慌ててしまうという方は少なくありません。
余裕があるうちに、メーターボックスの場所と栓の開け閉めの向きだけでも確認しておきましょう。
今後留守にするときや、就寝前などに元栓を閉めておくことで、余震で配管が傷んだ場合などに被害を最小限におさえられます。

地震のあとの水まわりに関するよくある疑問


揺れのあと、水まわりについて迷いやすいことについて、質問形式でいくつかまとめてみました。
判断に困ったときの参考にしてください。

Q1.断水に備えて、浴槽に水をためておいたほうがいいですか?

ためておく前に、まず自治体や水道局からの案内を確認してください。
断水や濁り水、上下水道の使用制限が出ている場合など、状況が変わることがあります。
 
ためた水は生活用水として役立ちますが、基本的に飲用としては使わないこと。
また、小さなお子さんやペットが誤って浴室に入らないよう、十分に気をつけてください

Q2.水は出るのですが、トイレを流しても大丈夫でしょうか?

蛇口から水が出ても、すぐにトイレを流すのは控えたほうが安心です。
地震で下水道の設備や、宅内の排水管が傷んでいる場合、流した水があふれたり、逆流したりするおそれがあります。
ご自宅はよくても、階下の住戸などに被害が出る可能性もありますので、自治体や下水道の管理者から使用できると案内されるまでは、その他の方法で対応するのがベストです。

Q3.濁った水が出てきました。しばらく流せば飲めますか?

しばらく流しても濁りが取れない場合は、無理に使わず、水道局からの情報を確認してください。
地震のあとの濁り水や赤水は、配管の状況によっては、すぐには回復しないこともあります。
飲用や調理に使う場合には、基本的に案内が出るまでは備蓄しておいた水やペットボトルの水を使うのが安全です。

一日も早く穏やかな毎日が戻りますように

大きな揺れを経験したあとは、体だけでなく、精神的にも知らず知らずのうちに疲れがたまっていくものです。
まずはご自身とご家族の安全を第一に、決して無理をなさらないでください。
 
水まわりに異変が見つかっても、危険を感じる場所には近づかず、状況が落ち着いてから、できる範囲で確認していただければ十分です。
ご自身での対処が難しいと感じたときや、少しでも不安が残るときは、無理をせず専門業者にご相談ください。
おおいた水道職人でも、配管の点検や水漏れの修理など、水まわりのお困りごとに対して臨機応変に対応しております。
 
大分県の皆さまが、一日も早く安心して過ごせる毎日を取り戻せますよう、心より願っております。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

監修者

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主任

藤本 久幸

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。

大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」

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