水のコラム
花火後のバケツの水、そのまま流して大丈夫?処理の手順と注意点【水道職人:プロ】

楽しい花火が終わったら、最後に待っているのが後片付け。
火を消したバケツの水には、燃えかすや燃え残りが沈んでいます。
これを何も考えずに排水口へ流してしまうと、あとあとトラブルに悩まされることにもなりかねません。
かといって、庭や道路にそのまま撒いてしまうのももちろん厳禁ですし、じゃあどうしよう……と処理に困っている方も少なくないはず。
そこでこの記事では、花火のあとのバケツの水と燃えかすの正しい処理のしかた、そして捨てるときに気をつけたいことなどについてわかりやすくご紹介したいと思います。
花火の水をそのまま流してはいけない理由

花火のあとのバケツの水は、燃えかすが混じったまま排水口に流すのは絶対にやめましょう。
軽く考えていると、後々面倒なことになりかねません。
いちばんの問題としては、排水口のつまり。
バケツの底には、花火の燃えかすや、燃え残った紙、火薬のカスなどが沈んでいます。
これらは水に溶けないため、水ごと排水口へ流すと、排水管の中に残ってしまうことがあります。
細かなカスは網のゴミ受けなどもすり抜けやすく、気づかないうちにつまりの原因になってしまうことも。
一度つまってしまうと、解消には手間がかかりますし、市販の道具で取り除ければよいですが、奥の方で固まると自分では対処できずに業者に頼むことになるケースもあります。
たかが片付けと思わずに、流すものには気をつけるようにしてください。
また、燃えかすの混じった水を長く放置するのも避けたいところ。
嫌な臭いが出たり、夏場は蚊が卵を産みつけたりするため、面倒ですが後片付けはその日のうちに済ませてしまいましょう。
バケツの水と燃えかすの正しい処理手順

では実際にどう片付ければよいのか、順に確認しておきましょう。
1. 燃えかすが完全に消えているか確認する
2. バケツの水から燃えかすを取り出す(ザルなどを用意しておくと便利)
3. 燃えかすをゴミとして分別する
4. 残った水を排水口に流す
まず大切なのが、火が完全に消えているかの確認です。
花火の種類によっては、水につけてもまだしばらくは火種としてくすぶっている可能性があります。
当日のうちに片付けたい場合であっても、最低でも数時間、心配なら半日ほど水につけておくと安心です。
火が完全に消えたのを確認したら、バケツの水から燃えかすを取り出しましょう。
手やトングでつまみ上げるか、ザルや網で水をこして、燃えかすだけを分けると簡単です。
残った燃えかすは、新聞紙などに包んでおきます。
取り出した燃えかすは、お住まいの地域のルールに従ってゴミとして出しましょう。
多くの場合は燃えるゴミとして扱われますが、分別の区分は自治体によって異なることがあるので、念のため確認しておくと確実。
燃えかすを取り除いたら、残った水を処理しましょう。
ただし、細かなカスが混じったまま排水口に流すと、詰まりの原因になることがあるため、ネットや布で細かいカスをこし取り、燃えるゴミとして分けたうえで処理できるとより安心です。
排水口に流すときの注意とやってはいけないこと

前述の通り、燃えかすを取り除いたうえで、残った水は排水口へ流します。
ただ、流す場所や流し方には、少し気をつけたい点がありますので少し触れておきましょう。
まず前提として、水や燃えカスなどは自宅で処理するのが基本。
とくに公園や河川敷で花火を楽しんだあとは、まとめて持ち帰り、家で片付けるのが望ましいです。
そして自宅で流す際は、ゴミ受けの網などがきちんとセットされているか確認しておきましょう。
取りきれなかった細かなカスが残っていても、網があれば排水管へ流れ込まずに済みます。
流したあとは、しばらく多めの水を流し、配管に汚れを残さないようにしておくとさらに安心ですね。
また絶対に避けたいのが、トイレに流すこと。
とくに屋外で遊んだあと、近くの公衆トイレでバケツの水を流してしまうケースなどは要注意です。
トイレは排水の通り道が狭く、取りきれなかったカスが引っかかると、つまりの原因になりやすい場所。
自分の家ではないからと安易に流すと、思わぬトラブルを招きかねません。
ちなみに花火の燃えかすにかぎらず、水に溶けないものを排水口に流す行為は、つまりのもとになります。
「流してはいけないもの」の正しい捨て方については、以下の記事でも取り上げていますので、あわせて参考にしてみてください。
(関連記事:油や洗剤を安心して捨てる方法!直接流すと起こることや問題を解説)
正しく片付けて夏の花火を楽しもう
花火のあとのバケツの水は、燃えかすをしっかり取り除いてから流す。
このひと手間さえ守れば、排水口をつまらせる心配は基本的にありません。
そして取り出した燃えかすは、火が完全に消えたのを確かめてから、お住まいの地域のルールに沿って処分すればOK。
楽しい花火のあとだからこそ、片付けまでしっかり終えて、すっきり締めくくりたいもの。
ですが、うっかり燃えかすを流してしまって水の流れが悪くなった、つまってしまったという場合には、無理に自分で解消しようとせず専門家に相談するのが安心・確実です。
「おおいた水道職人」では、排水口や配管のつまりをはじめ、水まわりのトラブルに幅広く対応しています。
お見積もりは無料で実施しておりますので、困ったときはお気軽にご相談ください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
監修者

主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」






