水のコラム
新型コロナウイルス対策にはお風呂とシャワーどちらがいいのか?それぞれのメリットとリスクを解説!
新型コロナウイルスは、現在も世界中で猛威を振るっているウイルスです。各家庭で新型コロナウイルス対策が必須になっていますが、皆さんはどのような対策をしていますか?
マスク着用・手洗いうがいの徹底・消毒など、さまざまな対策があるかと思います。まだまだわからないことが多いウイルスですが、できる限りのことはした方がいいでしょう。
ここでは、そんな新型コロナウイルス対策について、お風呂とシャワーどちらがいいのか?ということに焦点を絞って解説をします。
目次
家庭内感染予防の必要性
新型コロナウイルスの対策と聞くと、不要不急の外出を控える・マスクを着用するなど外出に関わる対策が思い浮かぶのではないでしょうか?家族は距離が近いため、家族1人が感染するとどうせ全員に感染するのでは?と、家庭内感染の予防をあまり考えていない方もいるかと思います。
確かに、新型コロナウイルスは感染力が高いため、家族に感染者がいると高い確率で全員が感染してしまう恐れがありますが、だからといって家庭内感染予防をしなくてもいいということではありません。
自身が感染者になっていなくても、手や衣服にウイルスが付着している場合もあります。家や家族を守るためには、まず家にウイルスを持ち込まないことが重要になるのです。家族が感染者であるかどうかに限らず、家庭内感染の可能性があるため、対策が必要になります。
また、家族には感染しなかったというケースも珍しくありません。大切な家族を守るためにもできる限りのことはしておきましょう。
お風呂は家庭内感染が起こりやすい場所
新型コロナウイルスの感染方法は、飛沫感染と接触感染であるとされています。
飛沫感染とは、感染者がウイルスを含んだ唾をくしゃみや咳をしたときに放出し飛沫となり、その飛沫が口や鼻などの粘膜に入り感染することです。
接触感染は、ウイルスが付着した物に触ることで手にもウイルスが付着し、その手で目などの粘膜を触ることで感染することです。飛沫感染は人がいる場所であればどこでも起こる可能性がありますが、接触感染は手に触れる機会が多い場所で起こりやすいと言えます。
お風呂は家族全員が使う設備であるため、ドアノブ・蛇口・シャワー・浴槽など手に触れる機会が非常に多く、家庭内感染が起こりやすい場所となります。そのため、家庭内感染予防を考える上で、お風呂は重要となります。
新型コロナウイルス対策ではお風呂とシャワーどちらがいいのか?
新型コロナウイルスの家庭内感染を防ぐためにはお風呂とシャワーどちらがいいのでしょうか?結論から言うと、どちらも一長一短です。
では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
ここからはお風呂とシャワーのメリット・デメリットを解説します。
【お風呂のメリットとデメリット】
新型コロナウイルスだけに限らず、シャワーよりも湯船につかる方が全身についたウイルス量を減らせます。
一般的にウイルスは熱に弱い場合が多く、浴槽につかることでウイルスを退治することができるのです。また、適切な温度と時間で入浴することは、身体の免疫力を高める効果もあります。
しかし、デメリットもあります。
まず、入浴は体力が消耗する場合があるため、熱が出ている場合や疲れている場合は控えた方がいいです。体調が良いときのみ入るようにして、あまり長時間入らないようにするとよいでしょう。
また、万が一家族に感染者がいた場合やウイルスがついている人がいた場合は、家族がその人の後に同じ湯船に入ることで感染する恐れがあります。自身に付着したウイルスを洗い流すのはシャワーより効果的ですが、家族に感染させてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
【シャワーのメリットとデメリット】
シャワーの一番のメリットは、湯船に比べて家庭内感染の可能性が低いということでしょう。
新型コロナウイルスは石鹸で洗い流すことは十分に可能であるとされていますので、念入りに身体を洗うようにすれば、家庭内感染のリスクも減らせます。
またシャワーは、お風呂よりも体力を奪われないというメリットも大きいです。
一方でお風呂に比べて身体が温まりにくいため、免疫力を上げることができず、風邪やウイルスにかかりやすい状態になってしまうことがデメリットといえるでしょう。
共通して注意した方がよいこと
お風呂とシャワーで共通して注意した方がよいことがいくつかあります。
【タオルは家族で共用しないでその都度洗濯する】
お風呂やシャワーでウイルスを洗い流せますが、念のためタオルは家族で共用しないようにしてください。また、一度使ったらすぐに洗濯すると、より安全です。
【お風呂またはシャワーを使う順番を考える】
感染の可能性がある・ウイルスが付着している人が先にお風呂場を使うと、後から入った家族が感染してしまう恐れがあります。ウイルス感染の可能性が高い人は最後に入るように工夫した方がいいでしょう。特にお風呂の場合は注意が必要です。
水のトラブルはおおいた水道職人にお任せください
新型コロナウイルス対策では、お風呂とシャワーは一長一短であり、状況に合わせて選ぶ方が良いかもしれません。お風呂場に限らず、水回りは家族が使う機会が多いため、しっかりと対策するようにしましょう。
もし、水回りのことで困ったことがあれば、おおいた水道職人に相談してください。スタッフのコロナ対策には万全を期しております。大分市・別府市・佐伯市など大分県全域の対応が可能です。
監修者
主任
藤本 久幸
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを修了し、高度な技術と知識を身に着け年間約800件の現場で対応を行う水回りトラブル解決のエキスパートである。
実際に様々なトラブルの対応を行った経験から水回りのトラブルでご家庭で実践可能なことから、トラブルを予防するために行えることをお届けしたいと思っています。
大分のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おおいた水道職人(大分水道職人)」